pre・marital 遥かなる想い
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
小説によっては残酷な表現が含まれる場合もあります。

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作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
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遥かなる想い

 永遠に続くかと思えるほどに長き戦いだった。

「久しぶりだな、茂。孝之もずいぶんと成長した。お前に面影がとてもよく似ているよ」

 市原は静かに墓前に微笑みかける。

「お前の発言は私の発言。私の発言はお前の責任。いつも五分らしく圧し掛かってきた。悪戯っ子だったお前に、私はずいぶんと泣かされた」

「お時間がありません。市原様」

「そうだな、片桐。今どき五分の兄弟など古き言葉だ。あの頃は茂は私であって私は茂。茂とは二人で一つと言われた五分の兄弟であった。その茂を討たなければならなかった苦しみ。片桐。その想いをお前に味あわせたくはない」

 菜々美が河村の元に大事な預かり物として託されることになった。

「ひとを愛することは憎しみに等しい。神はなんと言う残酷な感情をひとに与えたのか。私は永遠に苦しみ続けるだろう」

 

 

 愛することを忘れたらひとはただの邪鬼と成り下がる。

 敢えて片桐は独りを選んだ。

 

 

     *

 

 

 

 ひとは出会いと別れを繰り返す。

 悲しい生き物だ。

 激しく求め合うとは相反することになる。

 

「嫌です。どうして貴方の身勝手さにここまで振り回されなければいけないのです」

「なにが気に入らない。家柄か、顔か。教養か」

「ここまで辱めといて逃げる気ですか。貴方ほど卑怯なひとはいない」

「好きに言うといい」

「なら死にます。これ以上、貴方の玩具になるなど絶対に嫌です」

 監禁部屋で激しい口論だけがある。

 シュウはモニター室から二人の様子を黙ってみている。

 菜々美は片桐になにを求めているのだろうか。

 こんなとき、航《わたる》がいたらとシュウは思う。

 まったく役に立たない奴だがこういうときの修羅場は航に任せておくといい。

 どうしようもなく情けない奴だが芯はしっかりとしている。

 菜々美が片桐の頬を打った。

「なにもかすべてから逃げる。貴方のすべてを受け止めたい。早く私を自由にして!」

「言っている意味がわかっているのか」

「私はなにも恐れていません。打たれることも辱められることも。本当の貴方を知りたい」

 シュウは煙草に火をつけた。

 菜々美は思い出とともにこれからを生きていくつもりなのか。

 土壇場になると女のほうが度胸がある。

 逃げているのはなにも片桐ばかりではない。 シュウもだ。捨てられないでいる色褪せた写真を内ポケットから取り出した。

「ユイ」

 いつまでも忘れられないまま月日は流れた。時々そっとユイを遠くからシュウは見つめる。

 どこまでも卑しい男に成り下がってしまったものだ。



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