pre・marital 狂い咲き252
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
小説によっては残酷な表現が含まれる場合もあります。

SMの実体験から創作しております。

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しおりがないので、ご活用ください。

作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
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狂い咲き252

 どれだけ負けん気をだしても弱気に押されてしまう。

 ついつい考え込んでしまう私に彼は眺めのいい臨海公園に連れて行ってくれた。そこであの男と再会をした。

 相変わらずの媚びない態度があの男らしくていいのかも知れない。

「なんであんたがいるのよ」

 珍しく午前に彼がいた。彼がいるとその曜日の感覚が可笑しくなる。

 サラリーのように決まった休みが彼にあるわけではない。

 アルバイトを続けている甲斐あって曜日の感覚が多少前後してもカレンダーを見る。パソコンのデスクトップを画像入りのカレンダーにした。

 そうしないと今日が何曜日なのかうっかりしてしまうことがある。

 うっかりしていると小百合さんが教えてくれるのはいいが彼と暮らし始めては彼は一度も勤めを休んだことはない。

 あの男と取っ組み合いの喧嘩のような掴み合いをしているのが私にとって一番の息抜きだ。

 彼もそれをわかってくれているのかも知れない。

 けして晴れることのない憂さがあの男にかき消されていっている。

 あの男は男なりにそれなりの手加減をしてくれている。

 私が10やり返せば20やり返してくる。あの男とつかみ合いのやり取りがエスカレートすると彼が止める。

「なによ」

「うるせー、このバカ女!」

「いー」とばかりに男と睨むあうと男は彼に本題を切り出す。

 私があの男に引っ掻き傷をつけた数の分私も引っかかれている。

 私は引っかかれた箇所を撫でながら男の話しを聞いた。

 まさかの思いで私は男の話しを聞く。今にも兄が収容されている刑務所にいって兄を説得したい。

 うろたえる私にあの男が「俺が先ずは説得してみる」そう言うと彼に頭を下げ足早に走り出していった。

 彼は時間を気にしている。

 私は彼に「帰ろう」と言った。

 彼は軽く頷くと帰宅早々そのまま着替え出かけてしまった。

 彼の変わりに小百合さんが来てくれている。私はあの男のことを話した。

 小百合さんは少し思案げな顔になった。小百合さんは知っていてもなにも知らない振りでいるんだと私は思う。

 でもそれは彼の考えに従ってで私に意地悪をしているからでないのもわかっている。小百合さんはどこまで私に話しをしていいのかを迷っている。

 小百合さんは軽く目を閉じた。あの男と兄が知り合いというより顔を見知った程度の関係であることを小百合さんが教えてくれた。

 私の疑問がそこで一つ消えた。

 あの男が兄を説得することが「なぜ?」と私は思っていたからだ。



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