pre・marital ジェンダー9
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
小説によっては残酷な表現が含まれる場合もあります。

SMの実体験から創作しております。

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作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
http://autoreizi.blog.fc2.com/
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ジェンダー9

社員が臨時で駆り出されることもあった。

 どういうわけか相馬が駆り出されることが多かったが金城が職場を抜けたら引っ張っていくものがいない。

 金城のいない職場は水を打ったように静まり返っている。これといって誰かと対人関係がぎくしゃくとすることはないが決断に迷ったとき金城がさらなるアイデンティティを切り出す。

 予算がないなら「相馬がいるだろう」

 にやっとした金城の声にまわりの同僚達が相馬を見る。けして底意地の悪い笑みではない。金城に勝る斬新ななにかを相馬は言うことがけしてできない。ただ相馬はまわりに言われたがままのことをするしかない。

 憧れの警察官にはなれなかったが、今の子供でも風船を喜んでくれる子供もいる。欲しいけれどなかなか人見知りをして「欲しい」と言えない子供に相馬が手渡したときのあの満面の笑み。「ありがとう」と言われると相馬はそれだけで意味のない嬉しさもあれば喜びにも近い。

 上司の頭痛の種の数の分、金城はそれに答え返せるアイディアマンだ。社長の信用も厚い。それに比べて相馬は社内の雑用だけをしている。

「それだけの予算ならそれ以上をやりましょう」

 お決まりの金城、名ゼリフだ。

 それを実現してしまえる金城の斬新に満ちたアイディアに誰も異論すら唱えられない。上司からしたら金城はトラブルメーカーでもあるのに打ち合わせになると毎日いがみ合っているのが嘘のようになる。

 自信に満ちた不可能をを可能にできてしまうに近い金城と脚立に上がり電灯を代える自分、相馬は嫌でも劣等感を覚える。

 遠くから相馬は朋美を見る。

 溜め息だけの日々がただ過ぎていっていた。

 もう少しでお盆休みになる。

 その忙しさが深夜になることもあった。女性社員は帰宅を考えて二十二時頃で帰ることが多い。

 防犯を考えればもう少し早く帰ったほうがいいと相馬はそう思いながらも女性社員になにも言えないでいる。

 小さな企業だから仕事ができるのに性別は関係がなかった。

 とくに金城がそうだ、企画の素晴らしさに男女など関係がない。

 やたらと女を理由に渋る女性社員を金城は手痛い以上の熾烈な言葉で叩きつける。

 金城に泣かされ、辞めていった女性社員もいるが上司も社長すら金城になにも言わない。見境のないデレッと女にだらしがない男性社員にも金城は手加減をしない。

 若い女性社員が入社をすると活気づくように群がる男性社員に「いい気にさせるだけだろう」と金城は凄みさえみせる。すべてにシビアな金城とけして金城の傍から離れようとしない朋美。



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