pre・marital 遥かなる想い4
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
小説によっては残酷な表現が含まれる場合もあります。

SMの実体験から創作しております。

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しおりがないので、ご活用ください。

作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
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遥かなる想い4

 シュウを避けるようになったユイをただ抱きしめてやればよかったことでさえ、なぜできなかった。

 あのとき、思い切った行動ができていたのなら、また違う人生が待っていただろうと考えるときがシュウはある。

「シュウ、なにぼんやりとしてるの?」

「帰るよ」

 ユイは座り込んだシュウの隣に座り込むと、肩を項垂れてきた。

「そんなこと言わないで」

「もう、お前が知っている俺じゃない」

 項垂れてきたユイをシュウは押し倒した。

「嫌いなんだろう、セックスが」

 シュウと別れて、どれだけの男とユイは付き合ってきたのかわからない。

 けっきょく純愛だ、恋愛だと言ったところで、その延長にはセックスがある。

 あの頃ではない自分を表すことができるとしたらセックスだ。

 ユイはセックスが嫌いではなく、セックスができない。

 小耳にした症例がある。

 膣はペニスの挿入にあわせて収縮を繰り返すものだ。それがスムーズにおこなわれない場合がある。

 ユイもまた膣口が狭く、膣のなかが窮屈で収縮さえもままならなかった。

 まだ性に未熟であった大学生の頃と、今の自分がユイを抱いたとき、同じことを思うだろうか。

 陰部を触れられただけで疼痛を感じる。恐くて自分で膣に指をいれることさえできない。心理的トラウマを抱えてしまった場合、手術をしたからといって、すべてが改善されない場合もある。

 あくまでもシュウの知識は、たまたま海運倉庫で聞き齧った程度の知識だ。

 シュウはユイを見つめ続ける。

「滅茶苦茶にされたっていい。ずっと後悔していた。怖かったの」

「なにも言わなくていい」

 シュウは押し倒したユイに身体を重ねる。泣き出したユイを抱きよせ、シュウは思う。

 今の自分にしかできることがあるじゃないか。

 このままセックスに臆病なままでは、ユイは本当に駄目になってしまう。

 シュウはユイの涙を指先で拭うと「腹が減った」と笑った。

 ユイはシュウの笑みに涙を重ねる。

 少しの寄り道だ。

 狭いテーブルに並べられたカレー皿とサラダがある。

 独りで食べるのとは違った旨さと懐かしさに意識があの頃に返っていくようだ。

 食事が終わると、他愛も無い話しをした。しかし本当のことは言えないでいる。

 シュウは一通りの話しを終えると核心に迫るようにユイを押し倒した。



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