pre・marital 邂逅146
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
小説によっては残酷な表現が含まれる場合もあります。

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作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
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邂逅146

 お寿司屋さんといったらカウンターで握って欲しいものを頼むものだと私は思っている。

 テーブル席に座った私に榊原さんが「面白いでしょう?」と聞いてきた。

「なかなか一人では入り辛い」

 確かにそうだなと榊原さんに頷きつつ、私は辺りを窺う。カウンターなら一人でしんみり酒でもいい気がするが、陽気な雰囲気に包まれたこの店内で、それこそ語り酒すら無理な気がする。

 私はまだお酒を飲んだことはないが、こんどこそ「失敗しないぞ」と思い、メニューを眺める。

 お寿司もあるがパエリアがあるところが面白い。

 異国文化のメニューといったらいいのか、パスタとうどんにも大笑い。

 アルコールはビールからワインまである。

 日本のメーカーのビールはエビスのみ。

 クスクス笑う私に榊原さんはとても嬉しげに笑ってくれる。

「お誘いしてよかった」

 ローズちゃんではないけど、これはなんだろう? これはなに?!

 メニュー欄は他国語が色々と並んでいている。

 もちろん日本語だってある。

 食い気のローズちゃんじゃないが、ついついの好奇心で私は片言の日本語を喋る店員さんに指を指す。

 説明を聞いても片言で意味が私はよくわからない。

 榊原さんは敢えて英語で話しかけない。店員さんが困り果てると榊原さんが英語で話しかける。そしたらこんどは違った外国語がでてくる。

 バカにしているのではなく、本当の意味で私は楽しい。

 店員さんも楽しげに、おどけた仕草をみせてくれる。

 日本人のお客さんが私達に親しげに話しかけてくれる。

 酔っているのもあるのだろう。

 スーツ姿で気品がありそうな人達ばかり。海外のひとはラフな格好でいる。

 とにかく私は指を指したものがなんであるのかが楽しみだ。

 うどんでも面白そうだが、色々と食べてみたい。

 ソフトドリンクは心配がないだろう。

 烏龍茶を私は頼んだ。

 食後のコーヒーなどももちろんある。

 一つオーダーしたものが運ばれると、榊原さんは「これはなにかな?!」とメニューをどこか睨んでいる。

 その姿が深海魚が悩んでいるとしか私には見えない。もう日々の鬱憤も忘れて私の大笑いが爆笑にさえなろうとしている。

 酔いに任せてアップテンポな歌を歌いだした一人が踊りだす。

 とても不思議な空間のなかで、私は時間も忘れてその場の雰囲気を楽しみ舌鼓を打つ。

 閉店が近づいていっているのだろう、とてもフレンドリーな空間は酔いに任せて私達にも気さくに声をかけてくれる。私はそのままベタに「ハーイ」とさえ言えてしまう。



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