pre・marital 邂逅149
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
小説によっては残酷な表現が含まれる場合もあります。

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作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
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邂逅149

 子供を産むのが当たり前の時代から少子化へと時代が移り変わったのは種の間引きを必要としている時代になった。

 それを選別していくのが女性だ。

 それをしっかり留意していけば安易な肉体関係を求めた恋愛にはなかなか発展しない。

 ただ淫楽としてセックスを楽しむのなら、性の不平等を受け止め、ピルを飲むなどするしかない。

 こればかりはどう足掻こうと平等になることはない。

 それが社会の不条理ともいえる。

 私は榊原さんが立ち去っても追いかけることもできずその場に座ったままでいる。

 私の目前にクレジットカードと名刺が一枚ある。

 私が就職に困ったとき「お願いしてある」と榊原さんは言っていた。

 自分の利益だけを追求して榊原さんを追いかけることができない。

 とても純粋なひとに思えたのなら、榊原さんもまた寂しいのだろうと私は感じた。

 まだ私には若さがある。誰でもよければ異性との縁もある。

 年齢を重ねるごとに異性との出会いはぐっと少なくなる。

 友達に求める安らぎと異性に求める安らぎは違う。

 それは肉体関係ばかりでなく、こころの奥にある違う安らぎを求めようとしてるからだろうと私は思う。

 走り続けているときはいいが、ふと足を止めた時、誰も周りにいないほど寂しいことはない。

 私は榊原さんが置いていった二枚を手にする。

 このまま座り込んでいてもしかたがない。店内の掃除が始まると私は店外にでた。

 そのままタクシーに乗り込もうとするが、ここは繁華街。

 獲物を持ち構えていたグループに私は取り囲まれた。

 今までの私なら怯むすべても怖くはない。

「どけ!」

 私の気迫に押されたグループが私の目前にいる。私はそのまま通り過ぎる。

 真後ろで卑猥な言葉を浴びせてくるが、腐りきった連中だ。

 私はセックスの悦びをまだ知らない。

 知っていてもその悦びをあの連中とは味わいたくもない。

 榊原さんには悪いが、その悦びを分かち合いたいのはやはり店長だ。

 どうしても店長を私は突き放すことができない。

 私はタクシーを見つけるとそのまま乗り込んだ。

 榊原さんが置いていったクレジットカードを私は使うつもりはない。

 ただ私の今の大学の専攻では就職は難しい。ならば「奮起」と思うのだが、そこが私の甘ちゃんなところなのかも知れない。

 この名刺に頼ることになる。

 それ以上に榊原さんに次の言葉をどう伝えていいのかもわからない。



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