pre・marital ジェンダー12
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どろんちょっ!

Author:どろんちょっ!
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作品概要

新作ジェンダー、

まさかのレイプ社内レイプを目撃してしてしまった相馬。SM出会い系の相手が片思いの彼女であったとは、物語は意外な展開へ

伴奏曲

狂気と恐れられた一人の男を変えたある島で神話にすらなっている女神、あずさ。壮大なスケールで描くエロスにこだわらない描写。

アウトレイジ

大人向け小説、半自伝小説、底辺のどん底、分かち合い許す。すべてはそこから始まる。

邂逅、風俗店長時代のこれもまた半自伝。

SMのしばりにこだわらない自由な作風へと流れていっています。ブログの不便さを改良した作り、手元で続きが気軽に読めるように新作は改良。続きがない場合はTOPなどになるのは悪しからず!

リンクミス多発、気づくと直してますが可笑しな場合は教えて頂くかスルーしてくださいな。


++- 更新履歴 -++

 ここがお座なりになってしまってすいません。 あれもこれもと書きたいんですが本館で書き出した「淫楽の洋館」こちらにUPしていいのかわからない書き出し。本館では難なく読めます。来年の入稿に向けて走り抜けようとしてます。今年はあと一冊だしたら終わりです。 遥かなる想いも既に出版化。

どこまでこっそり更新できるでしょうかね。2012年10月10日現在




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交し合う心の重なりが協奏曲となる。
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ジェンダー12

 すっ呆けたように声をかけたほうがいいのか、気の利かない奴とばかりに「お先に失礼します」でもいいかも知れない。

 その場から動けずにいる相馬は情けないまでに動けないでいた。

 ここはさっと立ち去るのも一つだと相馬はわかっている。

 金城ならさり気なく聞けばあっさりと深夜の出来事を暴露とまではいかないだろうがそれなりに言ってのけそうな気がする。

 ただどうみてもなにかが違う気がするがどこか切迫感がない。

 それはそれでありなのだろうと思えば「もしかしたら」を考えればここは思いきって声をかけるべきだと相馬は考える。

 もしここで声をかけ、朋美の窮地を救い金城と険悪になったらそれまでの男であったと相馬は迷わず退職を選ぶことができた。

 劣等感しかない相馬は事務職のような仕事よりも両親には悪いがトラックなどの肉体労働が自分にはむいているのではないかと考え出していた。

 なんとかして金城から逃げようとしている朋美ではあるが、やはり切実感がどこかない。性犯罪を思わせるなにかがあれば後先考えず朋美を助けることを相馬は優先する。

 しかし、

 ついに朋美が金城を振り払い逃げようとしたところで相馬はすっとさらに隠れた。

 金城に両手首を掴まれた朋美が金城をさらに振り払おうとしている。そのまま金城に朋美がデスクに押し倒された。

 朋美はそこそこ金城に抵抗をしているだけだ。

 これが仮に性犯罪であったとしても頷けないことはない。

 性犯罪は見知らぬものよりも身近なものからが多い。

 男の性欲というのは一度箍が外れると見境ない。

 今では口煩い父親が減っただろうが帰宅の遅さを叱りつける父親がいたらその怖さを知っているからだ。

 相馬でいうなら劣等感、金城でいうなら疲れと抱え込んだ責任からくる重圧による暴走といったところだ。

 どこかそれっぽく感じるが相馬は欲情感に飲まれつつある。

 まさに箍が外れるとはこういうことをいうのだろう。

 ぐっと顔を顰め顔を背けている朋美の両手首を真横に開げ押さえつけていた金城の手が力強く動いた。

 朋美の両手首を真上に持っていくと金城は朋美の両手首を片手で掴んだ。その動きに相馬は金城が冷静なのがわかる。

 朋美が抵抗しようと力を入れていても男がその気になれは女の華奢な手首など然もないことだ。

 これが性犯罪であったら金城は間違いなく手馴れている。

 好きに押されてのすべてではないからこそ金城は軽々と朋美から噛まれる危険を避けている。



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